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法人カード・ビジネスカードのおすすめ人気ランキング10枚を比較!中小企業やベンチャーにも人気なカードとは?

法人カード

法人カードを持つことによって、経理作業を簡略化できたり従業員の支出管理を一元管理できたりなど、さまざまなメリットが発生します。

そのため、多くの会社経営者や個人事業主が「法人カードを持ちたい」と考えていることでしょう。

しかし、法人カードを発行する際、「結局どのカードがおすすめなのかわからない」「何を基準に選べば良いかわからない」と悩んでいる人も多いです。

そこで今回は、個人事業主・会社経営者におすすめの法人カードランキングやおすすめのカードの選び方について詳しく紹介します。

三井住友カードビジネスオーナーズ

ビジネスカードを契約したいなら「三井住友カード ビジネスオーナーズ」がおすすめです。

単体では便利でも複数になると不便になるカードが多い中、ビジネスオーナーズなら、単体でもお得なポイントやサービスが付く上に、三井住友カードをプライベートで利用している場合、アプリで便利な使い分けをすることができます。

目次

法人カードのおすすめランキング10選

それでは本題のおすすめカード10選をランキング形式で紹介していきます。

1位:三井住友カードビジネスオーナーズ

三井住友カードビジネスオーナーズ一般カード
国際ブランドVISA
MasterCard
年会費5,500円(税込)
追加カード年会費無料
ETCカード年会費無料
(前年度に利用しなければ550円の支払いが必要)
ポイント還元率通常:利用金額200円(税込)につき1ポイント
特約店:条件達成で利用金額200円(税込)につき3ポイント
マイル還元率1ポイント=0.5マイル
利用限度額〜500万円
申込条件満18歳以上の法人代表者
個人事業主
必要書類(個人事業主)入会申込書
本人確認書類
必要書類(法人)入会申込書
法人代表者の本人確認資料
発行スピード最短3営業日

「三井住友カードビジネスオーナーズ」は、一般カードとゴールドカードともに年会費無料で利用できるのが強みの法人カードです。

ゴールドカードは「年間100万円以上の利用」を1度でも達成すれば、翌年以降の年会費が永久的に無料になるため、最小限の負担でゴールドカードが持てます。

また、カード券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス」仕様を採用しているため、不正利用の心配もなくセキュリティも万全です。

個人カードとの2枚持ちで対象店舗の還元率が1.5%になる点や最短で3営業日の発行が可能な上に特典や補償も充実しているので、カード利用者からの評価も高くなっています。

2位:apollostation PLATINUM BUSINESS

apollostation PLATINUM BUSINESS
国際ブランドVISA
AmericanExpress
年会費22,000円(税込)
追加カード年会費3,300円(税込)
※初年度無料
ETCカード年会費無料
ポイント還元率国内利用:0.8%
海外利用:1%
マイル還元率2ポイント=1マイル
利用限度額非公開
申込条件18歳以上
法人の代表者または個人事業主
必要書類(個人事業主)本人確認書類
必要書類(法人)登記簿謄本
本人確認書類
発行スピード最短3営業日

「apollostation PLATINUM BUSINESS」は、ハイステータスとして知られるプラチナカードであるにも関わらず条件を満たせば22,000円(税込)が無料になる法人カードです。

世界1,4000箇所以上の空港ラウンジと提携を結ぶ「プライオリティ・パス」や年中無休で秘書代わりのサポートをしてくれる「コンシェルジュ・サービス」の利用ができます。

サラリーマンでも申し込み可能なため、独立したばかりの経営者でも審査が通りやすく、豪華特典が利用できるコスパの良さが魅力と言えるでしょう。

また、出光SS・シェルSSなどの出光系のサービスステーションでガソリンを給油するとポイントが貯まります。

3位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランドAmericanExpress
年会費22,000円(税込)
追加カード年会費3,300円(税込)
ETCカード年会費無料
ポイント還元率基本0.75%(最大1.0%)
マイル還元率0.75%〜1.1125(JAL)
利用限度額9,990万円
申込条件法人代表者、個人事業主
必要書類(個人事業主)登記簿謄本
印鑑証明書
本人確認書類
必要書類(法人)登記簿謄本
印鑑証明書
本人確認書類
発行スピード最短3〜10日ほど

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、海外渡航が多い方にメリットが多い法人カードです。

世界1,400箇所以上の空港ラウンジと提携を結ぶ「プライオリティ・パス」が利用できたり、JALマイル還元率が最大1.125%と高いため、効率よくマイルを貯められます。

法人カードを作成する際に、登記謄本・登記事項証明書・印鑑証明書・決算書などの提出が必須ではないため、ビジネス実績が少ない方でも審査に通りやすいのも魅力です。

また、限度額1,000万円以上も可能なので、会社規模が大きい法人や事業が軌道に乗った個人事業主の方にもおすすめのカードです。

4位:JCB法人カード

国際ブランドJCB
年会費一般:1,375円(税込)
ゴールド:11,000円(税込)
プラチナ:33,000円(税込)
追加カード年会費一般:1,375円(税込)
ゴールド:3,300円(税込)
プラチナ:6,600円(税込)
ETCカード年会費無料
ポイント還元率0.45〜9.90%
マイル還元率0.3%(ANA)
利用限度額一般:100万円
ゴールド:250万円
プラチナ:相談
申込条件法人または個人事業主
18歳以上
必要書類(個人事業主)JCB法人カード入会申込書(自署・捺印届)
個人事業主の本人確認書類
必要書類(法人)JCB法人カード入会申込書(自署・捺印届)
法人代表者の本人確認書類
発行スピード約3週間

「JCB法人カード」は、ポイント還元の特典が充実しており、優待店を利用すれば最大20倍のポイントが付与されるチャンスのある法人カードです。

ETCカードの発行手数料は無料なため、従業員用のカードも作りやすく、「JCB E-Co」を利用すれば、複数の明細書を一括管理できて経理の簡略化にもつながります。

カード券面の裏側にカード番号・有効期限・氏名などの重要な情報が記載されており、セキュリティ対策もされているため安心して利用できるでしょう。

また、JCB海外加盟店でカードを利用すれば自動的にポイントが2倍となり、貯めたポイントは各種マイルや景品等に交換できます。

貯めたポイントをJCBギフトカードに変えられるので、個人事業主の方にも大変人気です。

5位:オリコ EX Gold for Biz

国際ブランドMasterCard
年会費2,200円(税込)
※初年度無料
追加カード年会費無料
ETCカード年会費無料
ポイント還元率0.6〜1.2%
マイル還元率0.66%(ANA)
利用限度額10万〜300万円
申込条件法人代表者
個人事業主
必要書類(個人事業主)本人証明書
申込用紙
必要書類(法人)本人証明書
申込用紙
(キャッシング希望の場合は)所得証明書
発行スピード2〜3週間

「オリコ EX Gold for Biz」は、年会費が2,200円(税込)と安価な料金で、空港ラウンジ・海外旅行保険などのサービスが付帯するコスパの良い法人カードです。

個人事業主は1万〜100万円のキャッシングが利用できるEX Gold for Biz S、法人代表者はメンバーカードが最大3枚まで無料で発行できるEX Gold for Biz Mと異なります。

法人カードで4枚以上の追加カードを発行したいのであれば、最大20枚まで発行できる「オリコビジネスカードGOLD」の利用を検討しましょう。

限度額が300万円と比較的高額に設定されているので、事業が安定している中小企業や個人事業主の方も安心してご利用いただけます。

6位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランドAmericanExpress
年会費36,300円(税込)
追加カード年会費13,200円(税込)
ETCカード年会費無料
ポイント還元率0.5%
マイル還元率ANAマイル還元率が最大3%
利用限度額利用者によって異なる
申込条件20歳以上
会社経営者もしくは個人事業主
必要書類(個人事業主)本人確認書類
必要書類(法人)本人確認書類
登記簿謄本
登記事項証明書
発行スピード1~3週間

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、世界的なハイステータス性が魅力の法人カードです。

一般的な法人カードの中では年会費がやや高めですが、利用付帯で最大1億円の海外旅行傷害保険や駅から宿泊ホテルに無料で荷物を当日配送するサービスなどがついてきます。

また、ステータスが高い法人向けのクレジットカードなので共通で設定されている限度額はなく、追加のカードも1枚まではメタル製のものを発行することができます。

7位:楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード
国際ブランドVISA
年会費2,200円(税込)
追加カード年会費なし
ETCカード年会費1枚目:無料
2枚目以降:550円(税込)
ポイント還元率1%
マイル還元率2ポイント=1マイル
利用限度額300万円
申込条件20歳以上
法人代表者もしくは個人事業主
必要書類(個人事業主)口座振替依頼書
法人名義預金口座からの支払いに関する同意書
登記事項証明書
(現在事項証明書もしくは履歴事項全部証明書)
必要書類(法人)口座振替依頼書
発行スピード約2週間

「楽天ビジネスカード」は、個人向けに発行されている楽天プレミアムカードに付随される法人カードです。

世界1,400箇所以上の空港ラウンジと提携している「プライオリティ・パス」を低価格な年会費で利用できるのは、楽天ビジネスカードの最大の魅力と言えるでしょう。

そのほか、楽天サービスの利用時には通常よりもポイント還元率が高くなるため、楽天サービスを利用する頻度が高いほどお得です。

注意点として、楽天ビジネスカードは複数の法人経営・個人事業主として複数登録している場合でも、原則1人1枚までしか追加カードは発行できません。

また、1枚目のETCカードも年会費無料で発行することが可能です。

8位:ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラス
国際ブランドVISA
MasterCard
JCB
年会費一般:無料
ゴールド:2,200円(税込)
追加カード年会費一般:無料
ゴールド2,200円(税込)
ETCカード年会費1,100円(税込)
※初年度無料
ポイント還元率0.5%
マイル還元率ANAマイルへの移行は1ポイント=2.5マイル
利用限度額500万円
申込条件法人代表者もしくは個人事業主
必要書類(個人事業主)本人確認書類
必要書類(法人)本人確認書類
発行スピード最短3営業日

「ライフカードビジネスライトプラス」は、一般カードであればメインカードも追加カードも年会費がかからずに発行できる法人カードです。

弁護士に無料相談ができるサービスやタイムズ会員カードの発行手数料が無料になるサービスが付いてくる上、利用限度額が500万円まで設定できるため、念の為に法人カードを持っておきたい経営者には向いています。

さらに、必要書類が本人確認のみであるため、登記事項証明書や決済書類などの準備が難しいスタートアップや独立したばかりの方でも審査に通過しやすいです。

申し込みから最後までWEBで完結するので最短3営業日内にカードを発行することができます。

9位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

国際ブランドAmericanExpress
年会費無料
追加カード年会費無料
ETCカード年会費無料
ポイント還元率0.5〜2%
マイル還元率JALマイルが最大1.25%
利用限度額500万円
申込条件個人事業主またはフリーランス
経営者
必要書類(個人事業主)本人確認書類
口座情報
必要書類(法人)本人確認書類
口座情報
発行スピード3〜10日
(紙の申し込みは3週間〜1ヶ月)

「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード」は、年会費無料で追加カード・ETCカードが作成できる法人カードです。

Yahoo!ビジネスサービス、クラウドワークス、AWSなど優待店でカード決済をすると、通常の4倍のポイントアップチャンスがあり、有効期限なしで貯められます。

年会費は無料ですが、最大950万円までの融資が受けられるセゾンビジネスサポートローンや、最大16,500円OFFになるレンタルサーバー優待など特典が充実しています。

さらに、決算書や登記簿謄本なしで申し込みができるため、法人カードの審査に不安がある経営者の方でも審査に通りやすいでしょう。

10位:JCB CARD Biz

JCB CARD Biz
国際ブランドJCB
年会費一般:1,375円(税込)
ゴールド:11,000円(税込)
※どちらも初年度無料
追加カード年会費一般:なし
ゴールド:3,300円(税込)
※初年度無料
ETCカード年会費無料
ポイント還元率0.45〜9.9%
マイル還元率Oki Dokiポイント1ポイント=10マイル
利用限度額50万〜300万円
申込条件法人代表者もしくは個人事業主
20歳以上
必要書類(個人事業主)口座情報
本人確認書類(カード番号を確認する場合)
必要書類(法人)口座情報
本人確認書類(カード番号を確認する場合)
発行スピード最短5分

「JCB CARD Biz」は、法人の確認書類なしで申し込みができる手軽さが魅力の法人カードです。

審査に通りやすいだけではなく、会計ソフトの利用料金が無料になったり、貯めたポイントをアマゾン・マイル・キャッシュバックに使えるなど特典も充実しています。

また、オンライン手続きによる即時判定に対応しており、申し込み完了から最短5分でカード番号が発行されるため、とにかく早く法人カードを持ちたい経営者におすすめです。

即時判定を利用できるのは営業時間である9時〜20時までに申し込みをした場合に限り、営業時間外の申し込みは翌日の取り扱いになる点を理解しておきましょう。

法人カードのおすすめの選び方

法人カードを選ぶ際、何を基準に選べば良いのかわからない、という人が多いです。

法人カードは、個人カードと比較して利用目的が異なるため、選び方に悩んでしまうのは当然です。

そのためまずは、法人カードのおすすめの選び方について、以下の通り解説していきます。ぜひ参考にしてください。

法人クレジットカードの選び方
  • 年会費で選ぶ
  • 追加発行可能枚数で選ぶ
  • 付帯サービスの充実度で選ぶ
  • 経理作業がどれだけ楽になるかで選ぶ

年会費で選ぶ

法人カードの多くは、年会費が発生します。安いものであれば数千円、高いもので数十万円のカードまであります。

年会費が安い法人カードは、高い法人カードと比べて付帯サービスの充実度が劣ります。たとえば、年会費が安いもしくは無料の法人カードの場合、基本的な保険サービスしか付帯していません。

一方、数十万円程度の年会費が発生する法人カードの場合、充実補償の旅行保険が付帯されていたり、コンシェルジュサービスが付帯していたりなど、とても充実しています。

そのため、付帯サービスと年会費のバランスを考えながら、発行する法人カードを選択すると良いでしょう。

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追加発行できるカードの枚数で選ぶ

法人カードは発行できるカード枚数に制限がある場合があります。たとえば、「追加カードの発行は5枚まで」といったような制限がある法人カードがあるのです。

そのため、「すべての従業員に法人カードを発行したい」と考えている企業である場合、発行枚数が制限に達してしまうかもしれません。そうすると、カード会社の切り替えを検討しなければいけず、余計な手続きが発生します。

法人カードの中には無制限で発行できるものがあったり、数十枚まで発行できるものがあったりするため、利用目的に合わせて発行元を選ぶと良いでしょう。

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付帯サービス内容の充実度で選ぶ

付帯サービスの充実度で法人カードを選ぶ方法もあります。たとえば、法人カードで付帯されているサービスの一例は以下の通りです。

法人クレジットカードの主な付帯サービス
  • 海外アシスタンス
  • 空港ラウンジ
  • 各種保険

海外アシスタンスサービスでは、海外出張に行かれる人におすすめの付帯サービスです。現地のさまざまな情報を提供してくれたり、航空券や現地ホテルの予約を取ってくれたりなどのサービスを行います。

また、現地でトラブルが発生したり怪我や病気をしてしまった際にも、さまざまな案内をしてくれるなど、コンシェルジュ的な役割を担ってくれます。そのため、海外出張へ頻繁に行く人におすすめです。

空港ラウンジサービスは、特定のクレジットカードを所有していることによって、各空港の会員専用ラウンジへ入れる資格を得られます。ラウンジならではの特別なサービスを受けられるため、リラックスできること間違いありません。

また、空港ラウンジは限られた人しか入れないため静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。そのため「出張へ行く前に集中して資料を整理したい」、「出張前はゆっくり過ごしたい」と考えるビジネスマンにとてもおすすめの付帯サービスです。

そして、法人カードには以下のような保険が付帯されています。

保険の付帯例
  • 国内旅行傷害保険
  • 海外旅行傷害保険
  • ショッピング保険

旅行保険は、国内外問わず出張へ行く機会のあるビジネスマンにおすすめです。「旅行」と書かれてはいるものの、一般的なビジネス出張でも万が一のことがあれば、補償の対象になります。

たとえば、海外出張中に病気や怪我をしてしまった場合、高額な治療費を請求されるケースがあります。そういった場合、海外旅行傷害保険の適用を受けられれば、安心して治療を受けられるでしょう。

そのため、出張へ行く機会がある人にとって、とてもありがたい付帯サービスのひとつです。

ショッピング保険はどのようなカードでも標準的に付帯されているサービスです。法人カードで購入した商品が故障したり盗難に遭ったりした場合に補償を受けられます。法人カードで購入する物品は高価なものも多いため、必須の付帯サービスです。

これらのサービスは、標準的についているものもあれば、カードによって異なったり補償額が異なったりします。そのため、必要付帯サービスを基準に法人カードを選んでも良いでしょう。

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経理作業がどれくらい楽になるかで選ぶ

法人カードを利用するメリットのひとつに「経理作業の簡略化」が挙げられます。しかし、実際にどの程度簡略化されるのかは、カード会社や使用している会計ソフト等との相性次第です。

そのため、経理作業がどの程度楽になるのか?を基準に、法人カードを選んでみても良いでしょう。

たとえば、会計ソフトと連携できる法人カードがある一方で、連携できない法人カードがあります。当然、連携できたほうが作業効率は上がります。

他にも、各種経費を会社単位、事業部署単位、個人単位で管理できるサービスなど各社さまざまなサービスを提供しています。そのため、自社の利用目的に合い、もっとも経理作業が楽になる法人カードを選ぶと良いでしょう。

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個人事業主や中小企業でも法人カードを使うメリット

「法人カードは、大企業向けのカードである」と考えている経営者の人が多いのではないでしょうか。実は、個人事業主や中小企業であっても法人カードを利用するメリットがあります。

たとえば以下のようなメリットがあります。

法人カードのメリット
  • 限度額が高めに設定
  • 経費管理が楽
  • 支出を一元管理できる
  • 追加カード発行で従業員に持たせられる
  • ETCカードの発行も可能

個人カードに比べて限度額が高めに設定されている

法人カードの利用限度額は、個人カードと比較して高めに設定されています。そのため、事業用の買い物をする際にも利用できるといったメリットがあります。

たとえば、個人向け一般カードの場合、最大利用上限額は100万円のところが多いです。ゴールドカードでも200万円程度で設定されているケースが多く、事業用として考えると物足りなさを感じてしまうことがあるでしょう。

一方、法人カードの利用限度額は500万円〜1億円程度、もしくは一律の上限額なしといったカードが大半です。個人カードと比較にならないほどの上限額に設定できるカードが多いです。そのため、法人カードの利用がメリットとなり得ます。

たとえば、出張費用やホテルへの宿泊費、現地での打ち合わせ費用(接待交際費)を考えると、数十万円単位のお金が必要になることもあるでしょう。

1か月の間で複数回の出張があったり、その他の物品購入等が必要であったりする場合、100万円〜200万円だと「限度額が足りない…」と感じることがあります。また、従業員が多く、カードを複数枚発行している場合は、複数人で100万円〜200万円では足りません。

そのため、事業用としてカードを利用する際は、法人カードの発行がおすすめです。

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経費管理が楽になる

法人カードはさまざまな会計ソフトと連携できるため、経費管理がとても楽になります。

もちろん、個人カードであっても会計ソフトと連携できますが、個人用・事業用の仕訳は自分で行わなければいけません。基本的には事業用カードは事業用として利用するのが好ましいです。

そして、法人カードと会計ソフトを連携させておけば、毎月自動的に仕訳を行ってくれます。仕訳にかかる時間を大幅に短縮できる上、人為的ミスも大幅に減るのがメリットです。

普段の経費管理を法人カードに変更して会計ソフトと連携する、これだけで人件費の削減や人為的ミスの減少に繋がります。

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支出を一元管理できるためキャッシュフローを改善しやすい

カード払い可能な支出をすべて、法人カード払いにしてしまうことによって、支出を一元管理できるようになります。一元管理することによって、業務の効率化や人件費の削減に期待が持てます。結果的に、キャッシュフローが改善されていくでしょう。

また、法人カード払いにすることによって、支払日を翌月以降に変更できます。そのため、口座内にお金が残り、キャッシュフローに余裕が生まれる点もメリットです。

経営を行っていると、販売商品に対する支払いが翌月以降になることがあります。お金が入る前に仕入れが重なるとキャッシュフローが悪化し、経営状況が悪化するリスクもあります。

そのため、支払い期日を先延ばしにできる法人カードは、キャッシュフローの視点から見てもメリットがとても大きいです。

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追加カード発行で複数人が持てる

法人カードは複数枚の追加カード発行が可能です。そのため、従業員に1枚ずつ持たせることによって、経費管理を簡略化できます。

とくに、普段から従業員の立替に頼っているような場合、後からレシートや領収書を確認したり計算をした上で従業員へ返済をしたりする手間がかかります。仮払金を渡している場合も同様の手間がかかるでしょう。

そういった手間を省く目的から、従業員に法人カードを持たせるというのもメリットです。法人カードで使用した経費は、すべて会計ソフトに自動入力されるため、煩わしい手間がかかりません。人件費の削減や業務の効率化に大きな期待が持てるでしょう。

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ETCカードも発行でき、営業車の管理がしやすい

法人カードはETCカードの発行が可能であるため、営業車等の管理が簡略化されます。

高速道路利用時に現金で支払いをしていると、後から領収書の確認や現金の入出金管理などの手間がかかってしまいます。しかし、法人用のETCカードを発行することによってETC割引を利用でき、経費管理の簡略化に期待を持てるなどのメリットが発生するでしょう。

そのため、普段から高速道路を頻繁に利用するのであれば、ETCカードの発行を検討したほうが良いです。滅多に使用しない場合であっても、1社で複数枚は用意しておいたほうが良いでしょう。

法人用ETCカードの中には「◯枚まで年会費無料」といったところもあります。利用車数や利用状況に合わせて、発行しておくのもおすすめです。

法人カードの注意点

法人カードを利用する際は、以下のことに注意してください。

法人カードの注意点
  • 分割払いやリボ払いに対応していない
  • 複数枚発行すると管理がやや大変
  • 年会費無料のカードが少ない

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

分割払いやリボ払いは対応していないことが多い

法人カードの多くは、分割払いやリボ払いといった柔軟な支払い方法に対応していません。つまり、一括払いが原則であるということです。

法人カードの利用をしていると、毎月数十万円〜数百万円程度の請求が来ることも珍しくはありません。起業当初は、キャッシュが少なく支払いに苦慮してしまう場面があるかもしれないため、十分に注意したほうが良いです。

万が一、返済できなければ、代表者である個人の個人信用情報機関にいわゆる「キズ」が付いてしまいます。結果的に、今後の銀行等からの借入に大きな影響を与える原因となり得るため注意してください。

なお、法人カードであっても、分割やリボ払いに対応しているものもあります。もし、起業当初等でキャッシュフローに不安がある人は、分割払い等に対応している法人カードを選択すると良いでしょう。

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複数枚発行すると管理がやや大変

法人カードは複数枚の発行が可能であり、従業員に1枚ずつ持たせることによって経理管理の簡略化に期待が持てます。しかし、複数枚管理をすることによって、カード番号別の管理が必要になるため、「管理が面倒くさい」と感じてしまうことがあるかもしれません。

また、従業員に法人カードを渡した場合、私用に使われてしまう可能性もあるため、注意しなければいけません。私用で使われてしまった場合は、当然経費算入は不可能であるため、当該従業員に請求したりカードを回収したり変更したりなどの手間がかかります。

法人カードを利用することによって、無駄な管理が発生してしまうのも事実です。そのため、必要性を見極めた上で最小枚数での発行を行い、メリットを最大限活かせるように工夫できると良いでしょう。

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年会費無料の法人カードが少ない

法人カードの多くは、数万円〜数十万円程度の年会費が発生します。中には、年会費無料の法人カードもありますが、選択肢が少ない上にサービス内容が劣ります。

たとえば、頻繁に出張に行かれる人であれば、国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険などが標準的についているカードを選ぶべきでしょう。これらのサービスが付帯しているカードは、年会費が発生するものが大半です。

仮に年会費無料で各種旅行保険がついている場合は、補償額が少なかったり適用条件が厳しかったりなど、頻繁に出張に行く人には向かないカードである可能性が高いです。そのため、年会費とサービスのバランスを考慮して選ばなければいけません。

年会費ばかりを気にして法人カードを発行してしまうと、いざという時のサービスが劣る可能性もあるため、ある程度の年会費は覚悟しておくべきでしょう。

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法人カードの審査や申込に必要な書類

法人カードを発行する際に必要となる書類は、法人か個人事業主かによって異なります。それぞれで必要となる書類は、以下の通りです。

個人事業主の場合
  • 個人事業主本人の本人確認書類

個人事業主の場合は、基本的に本人の本人確認書類のみの提出で法人カードを発行できます。ちなみに、本人確認として認められる主な書類は、以下の通りです。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • パスポート

なお、法人カードの発行先によっては、その他の書類提出を求められる可能性があります。

たとえば、収入証明書類(確定申告書類等)の提出です。提出を求められる可能性があることも考慮した上で、事前に準備しておくとスムーズなカード発行が可能です。

法人の場合
  • 法人の本人確認書類
  • 代表者の本人確認書類

法人が法人カードを発行する場合は、法人の本人確認書類に加えて代表者の本人確認書類の提出が必要です。

法人の本人確認書類は以下のものが該当します。

  • 現在事項全部証明書
  • 履歴事項全部証明書

現在事項全部証明書とは、会社の現在の登記事項が記載されている証明書です。履歴事項全部証明書とは、現在登記されている事項に加えて、過去に抹消した登記事項も記載されている証明書です。

いずれも登記所や法務局での取得が可能であるため、あらかじめ用意しておくとスムーズに申込ができるでしょう。

代表者の本人確認書類は、基本的には法人代表者の本人確認書類を指していると考えて良いです。代表者個人の本人確認書類は、以下のようなものが該当します。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • パスポート

ちなみに、法人カードの発行には2週間〜3週間程度かかります。個人カード発行よりも時間がかかるため、時間に余裕を持って申込をするようにしてください。

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法人カード・ビジネスカードのまとめ

今回は、おすすめの法人カードについて解説しました。

法人カードは経理作業の管理作業が簡略化、従業員の支出管理が一元化、キャッシュフローの改善などさまざまなメリットがあります。しかし、「どの法人カードを選べば良いのかわからない」と考える経営者や個人事業主も多いです。

法人カードを選ぶ際は利用目的を明確にした上で、必要な付帯サービスと許容できる年会費、発行可能枚数などを基準に選ぶと失敗は少なく済みます。

その上で、おすすめの法人カードを30種類、ランキング形式で紹介しました。きっと、自分に合ったぴったりの1枚が見つかったのではないでしょうか。

もし、見つかっていないようでしたら、今一度「法人カードのおすすめの選び方」を参考にしてください。きっと自社にぴったりな法人カードに出会えるでしょう。

三井住友カードビジネスオーナーズ

ビジネスカードを契約したいなら「三井住友カード ビジネスオーナーズ」がおすすめです。

単体では便利でも複数になると不便になるカードが多い中、ビジネスオーナーズなら、単体でもお得なポイントやサービスが付く上に、三井住友カードをプライベートで利用している場合、アプリで便利な使い分けをすることができます。

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