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ビジネスローンの審査基準は比較的甘い!通らない原因と通りやすいビジネスローンを紹介

「ビジネスローンの審査基準って、他のローンと比較して通りやすいのかな?」
「審査難易度や、審査に通らない理由が分かれば事前に知っておきたい」

ビジネスローンを利用する際に、このような不安を感じる方も多いはず。
本記事では、ビジネスローンの審査基準と審査に通らない原因について、具体的に解説をしていきます。

ビジネスローン以外で資金調達を検討している場合は、【経営者必読】事業資金を調達する4つの方法|各種資金調達サービスを徹底比較をぜひご参考ください。

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審査通過のために基準となる3項目

審査通過のために基準となる項目

まず覚えておくべきこととして、ビジネスローンの審査通過のために基準となる3つの項目があります。

審査基準のための3項目

  1. 会社の財務状況
  2. 融資希望額に見合う使途
  3. 返済の見込みができる財務を確保できるか

個人融資も法人融資も、金融機関の基準に沿って審査を行います。法人融資は事業計画などを提示する分、融資の審査をスムーズに行うことができますね。

1.会社の財務状況

会社の財務状況

ビジネスローンにおいては、会社の債務状況というのはもっとも審査に影響する項目です。

審査時に決済書などを確認する場合、その決済内容に問題があれば財務に問題があるとされ、審査の通過率は下がってしまいます。
他の審査部分が問題なかったとしても、財務に問題があれば融資の可能性は下がるのです。

例えば、決済の場面では、以下の項目がチェックされます。

  • 売上総利益
  • 営業利益
  • 経常利益

また支払い遅れなどの情報も厳重な審査項目なので、日頃から支払いなどは怠らないよう注意するべきですね。

事業状況も決済書や確定申告などによって審査されます。

決算書などの収支を確認できる書類の数値から、審査されるのは「収益性」「安全性」です。

引用元:https://wavy-inc.com/column/wb00004/(WAVY COLUMN)

2.融資希望額に見合う使途

融資希望額に見合う使途

ビジネスローンの申し込み時には、「融資希望金額」を提示する必要があります。その中で融資希望額に見合う使途でないと、審査に影響が出ることに留意しておかなければいけません。

例えば経営状態が悪く、その場しのぎのための借入れでは前向きな融資と判断されにくいでしょう。
融資金額はきちんと事業に充てるつもりであるか、またその金額が見合ったものかが審査されます。

前向きな融資とは?

  • 設備資金
  • 賞与資金
  • 納税資金
  • 正常な運転資金

3.返済の見通ができる財源を確保できるか

返済の見通ができる財源

返済の見通しができるほどの財源確保ができるかどうか、審査時にはチェックされています。

例えば融資目的・融資金額が正当であっても、返済できる見通しができないと判断された場合は審査通過できない可能性があります。
そのため事業計画とあわせて、今後どのように返済するための財源を確保していくかを明確にしておかなければいけません。

この際に、資金繰り表を用意できると信頼性が増すと言えます。今期の資金繰りはもちろん、前期の資金繰り表も用意できると良いですね。

ビジネスローンの独自審査の基準は、比較的甘い

ビジネスローンの独自審査の基準

審査が甘い理由

  • 審査がゆるい代わりに金利が高い
  • 小口融資をメインで貸付している

上記の理由から、ビジネスローンの審査基準は比較的甘いと考えられます。

とはいえ銀行が提供するビジネスローンは審査が厳しい傾向がありますが、消費者金融などの独自審査を行うビジネスローンは、審査が甘いと言えるでしょう。
しかし、誰でも借入れができるわけではないことに留意する必要があります。

金利の高さが、審査が通りやすい一番の要因

審査が比較的甘い理由として、金利の高さが関係しています。

金利が低いと、運営元の利息に対する収入が少なくなってしまいます。
また貸し倒れしてしまった場合に大きなリスクとなるため、審査時に貸付をしても大丈夫な相手かどうかを判断しなければいけません。

申込者の情報を全て見極めることは難しいため、あらかじめ金利を高く設定して、ある程度の貸し倒れリスクを回避するのです。

小口融資が多いため審査が比較的甘い

もう一つの理由として、小口融資が中心となるため審査基準が比較的甘いという傾向があります。

元々は銀行が、大企業もしくは中堅どころの企業を対象とした融資が「ビジネスローン」です。しかし企業の中には中小・零細企業が多く、資金繰りに悩む経営者が多いのです。

そこで、より小口融資に対応できるビジネスローンが求められた背景から、市場に銀行とは違う消費者金融が参入してきました。

今でも中小・零細企業が多いため、小口融資に対応した審査が比較的甘いビジネスローンが多いと言えるでしょう。

審査が通りやすいビジネスローンを見分けるポイント

審査が通りやすいビジネスローンを見分ける

ここに注目!

  • 消費者金融が提供
  • 上限金利が高い
  • ビジネスローン専門

上記がビジネスローンを見分けるポイントです。

基本的に銀行が提供しているビジネスローンよりも、ノンバンク(消費者金融)が提供しているビジネスローンは審査が通りやすいことが特徴です。そのため、比較時にはこの3つのポイントを意識するといいでしょう。

それぞれについて、下記で詳しく解説をします。

消費者金融が提供している

大手の消費者金融は一般的に審査が甘いことで有名です。
しかし、大手に比べて中小の消費者金融の方がもっと審査基準が甘いことをご存知でしょうか。

中小規模の消費者金融は新規顧客の確保のため、基準を下げるなどをして柔軟に審査をしていることが理由の一つです。

ですから、大手の消費者金融の審査にも不安を感じる場合は、中小規模のビジネスローンを検討してみるといいでしょう。

上限金利が高いビジネスローン

上限金利が高いビジネスローンは、比較的審査が甘いことが特徴的。

これは前述したとおり、貸し倒れリスクを回避するためだと考えられます。
金利が低いビジネスローンもあるのですが、それでは利息による収入があまり見込めないのです。

そのため上限金利が低いビジネスローンについては、より厳しい審査をし、保証人などもつけた上で貸付を行うことが普通です。

したがって、総合的に判断した場合に、上限金利が高いビジネスローンは審査が比較的甘いと考えられます。

ビジネスローンを専門で取り扱っている

個人融資を中心としている金融機関が提供するビジネスローンよりも、ビジネスローンを専門で取り扱う機関は、審査が比較的甘いことが特徴です。

個人融資を中心に取り扱っている金融機関もあれば、ビジネスローンを専門としている金融機関もあるのです。もしくは、両方を取り扱う大きな金融機関もあるでしょう。

このことは金融機関の豊富な融資実績があることが特徴で、審査時に参照できるデータが整っていることが考えられるからです。

審査に通らない原因は信用情報にある

審査に通らない原因は信用情報

審査が比較的甘いビジネスローンがあるとはいえ、それでも審査に通らない場合があります。その場合、結論として信用情報に原因があると言えます。

信用情報に関する細かいポイントは下記の通りなので、参考にしてみてください。

信用情報に関するポイント5つ

  • 融資やローンの返済遅れ(事業主・法人)
  • 融資やローンの返済遅れ(個人)
  • 自己破産や不渡り
  • 赤字決済
  • 税金の滞納

それでは、具体的に解説していきます。

1.過去にローンの返済遅れがある

ローンの返済遅れ

以前ビジネスローンなどを利用したことがあり、その時に返済を怠っていた場合、返済能力がないと判断されてしまいます。

過去にこのような「返済事故」を起こしてしまった場合は、個人情報に傷がついてしまい新規で審査に通らない可能性が高くなります。もし新規でビジネスローンへ申し込みをする場合は、ローンの返済遅れなどがないかきちんと確認をしておくようにしましょう。

2.個人での返済遅れなどが過去にある場合

個人での返済遅れ

個人でも過去に返済事故を起こしている場合は審査に通らなくなってしまう可能性があります。

経営をする以前もしくは経営とは別で直近に決済事故がある場合は、返済能力がないと判断されてしまいます。そのため審査通過できない可能性が高くなるのです。

新規でビジネスローンの申し込みを検討している場合は、個人でクレジットカードや他のローンなど、過去に決済事故がないかを確認しておきましょう。

3.破産や不渡りをした経験がある場合

破産や不渡り

現在ローンなどの滞納をしていない場合でも、過去に自己破産や不渡りをした経験がある場合は審査通過の見込みが低いと言えます。

中には自己破産申告をした方でも審査に通るローンもありますが、かなり高い金利や、場合によっては「闇金」などもあるため注意しましょう。

4.赤字決済をしている場合

赤字決済をしている場合

赤字決済をしている場合も、ビジネスローンの審査に通らない原因となります。

事業をする上で赤字決済が続くと、そもそも経営自体が難しくなるでしょう。そのような中で貸付をするのは、金融機関としてもリスクがあるのです。

ビジネスローンの審査に過去に落ちてしまったという場合、現状の決済状況を把握し、改めて申し込みをするのも一つの手と言えるでしょう。

5.税金の滞納がある場合

税金の滞納がある場合

ローンに限らず、税金の滞納をしている場合も新たにビジネスローンの審査は通らないと言えます。税金の滞納は国民の義務とも言えるため、未納の場合は信用情報に大きく関わってくるのです。

税金の滞納をしている場合は、対象の税金をすぐに完納するよう努めましょう。

滞納していても完納の見通しがあれば審査のテーブルに乗せることはできるので、未納の税金がある場合はすみやかに納税しましょう

引用元:https://wavy-inc.com/column/wb00002/(WAVY COLUMN)

審査が通りやすいビジネスローン4選

審査が通りやすいビジネスローン

それでは、審査が通りやすいビジネスローン4選をご紹介します。

今回ご紹介するビジネスローンは以下の4つです。

  • ファクタリングベスト
  • アイフルビジネスファイナンス
  • オリックス・クレジット
  • PayPay銀行

審査が通りやすいビジネスローンは、主にノンバンクのビジネスローンです。しかし今回ご紹介する中には、銀行(ネット銀行)が提供するビジネスローンもあることが特徴です。

気になるビジネスローンがあれば、ぜひチェックしてみてください。

1.ファクタリングベスト

ファクタリングベストは、最短1分でファクタリング会社が探せるサービスです。

優良ファクタリング会社だけに最大4社の相見積もりを取るためもっとも条件の良いファクタリング会社を見つけることができます。

公平かつ迅速にファクタリング会社を探せるため、すぐに融資を受けたい方におすすめのサービスと言えるでしょう。

ファクタリングベスト
金利 1.0%~
融資限度額 利用可能額
担保・保証人 不要
対象地域 全国
必要書類 法人:代表者ご本人様を確認する書類、決算書※その他必要に応じた書類
審査スピード 最短即日
入金までの期間 最短3時間で入金可能

ファクタリングベストの詳細はコチラから

2.アイフルビジネスファイナンス

アイフルビジネスファイナンスが提供する「事業者向けビジネスローン」は、法人・個人事業主ともに利用できるビジネスローンです。

無担保・無保証で借入ができ、最短即日の融資にも対応していることが特徴となります。また来店不要で申し込みできるため、忙しい方でも手軽に利用できるビジネスローンと言えるでしょう。

事業者向けビジネスローン
金利 3.1~18.0%
融資限度額 50万~1,000万円
融資期間 元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
担保・保証人 原則不要
※ただし、法人の場合は代表者様に原則連帯保証をお願いします。
対象地域 全国
必要書類 法人:代表者ご本人様を確認する書類、決算書※その他必要に応じた書類
個人事業主:ご本人様を確認する書類、確定申告書、当社所定の事業内容確認書※その他必要に応じた書類
審査スピード 最短即日
入金までの期間 最短即日

事業者向けビジネスローンの詳細はコチラから

3.オリックス・クレジット

オリックス・クレジットの「VIPローンカードBUSINESS」は、法人・個人事業主ともに利用できるビジネスローンです。

無担保・無保証で利用でき、審査がスムーズに通れば、平日の14時30分までに手続きすると即日融資ができる点が特徴となります。またオリックスグループが展開するサービスを優待価格で利用できる特典も、大きな魅力と言えるでしょう。

VIPローンカードBUSINESS
金利 50万円~500万円
融資限度額 6.0%~17.8%
融資期間 1年毎の自動更新
担保・保証人 原則必要
対象地域 全国
必要書類 本人確認書類、決算確認書類
審査スピード 最短即日
入金までの期間 最短即日

VIPローンカードBUSINESSの詳細はコチラから

4.PayPay銀行

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の「ビジネスローン」は、法人・個人事業主ともに利用することができます。

無担保・無保証で利用でき、申し込み時の必要書類についても少ないことが特徴のビジネスローンです。また上限金利が13.8%と比較的低いこともメリットと言えるでしょう。

ビジネスローン
金利 2.8〜13.8%
融資限度額 10万円〜500万円
融資期間 1年(1年自動更新)
担保・保証人 原則不要
対象地域 全国
必要書類 ・個人:特になし
・法人:決算確認書類
審査スピード 1営業日程度
入金までの期間 5営業日程度

PayPay銀行「ビジネスローン」の詳細

より詳しいビジネスローンの比較については、【徹底比較】おすすめのビジネスローン13選と低金利ランキングにて解説しているのでぜひご参考ください。

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