アイフルビジネスファイナンスの審査の流れを知っていますか?
この記事では「アイフルビジネスファイナンスの審査」について解説していきます。
審査基準について気になる方も多いと思いますが、実際アイフルビジネスファイナンスの審査はほかの会社と同じ、もしくは少し甘いくらいです。ただ、しっかり書類などを用意しないと落ちることもあります。
アイフルビジネスファイナンスの審査で悩んだ経験のある私が、アイフルビジネスファイナンスの審査の流れを実際に利用してまとめたので、ぜひ見ていただければと思います。
その他にも「アイフルビジネスファイナンスの審査のポイント」の説明や、「アイフルビジネスファイナンスの審査で必要な書類」「について説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んでアイフルビジネスファイナンスの審査について理解していただければ幸いです。
なお、ビジネスローンの選び方については別記事で解説していますのでそちらをご一読ください。
アイフルビジネスファイナンスの審査の流れ
アイフルビジネスファイナンスの審査はどのような流れで行われるのでしょうか。手間がかかると、違う融資を考えたいという人もいるでしょう。
しかし、ご安心ください。アイフルビジネスファイナンスの審査は、非常にシンプルです。
アイフルビジネスファイナンスの審査は、以下の流れで行われます。
- スピード診断
- 申し込み
- 仮審査の結果報告
- 本審査の結果報告
- 契約書の送付
ここでは、アイフルビジネスファイナンスの審査の流れを詳しく解説します。
スピード診断
まず、審査を受ける前にスピード診断を受けてください。
スピード診断は、アイフルビジネスファイナンスの公式ホームページにある簡易審査サービスです。
- 年齢
- 事業形態(法人、個人事業主、給与所得者を選択)
- 年間売上
- 他社借入金額
上記を入力するだけでOK。
項目を入力し、とくに問題がなければ「融資検討可能」の画面が出てきます。スピード診断は誰もが利用でき、個人情報や信用情報の入力は必要ないので、気軽に利用するといいでしょう。
しかし、あくまでも「スピード診断」であり、この診断だけで必ず融資できると考えてはいけません。目安として考えてください。
申し込み
アイフルビジネスファイナンスの申し込みは、下記の手段から行えます。
- インターネット
- 電話(0120-290-051)
インターネットからだと、場所も時間も気にすることなく申し込めます。
少しでも早く審査を終わらせたい場合は、午前中に申し込んでおくといいでしょう。その日のうちに契約書の送付をしてくれるかもしれません。
仮審査の結果報告
申し込みが完了すると、申込内容に基づき仮審査のステップに進みます。
仮審査とは、申告した情報や信用情報機関への照会を行い、アイフルビジネスファイナンスの融資基準を満たしているかを判断することです。
仮審査の結果は、最短で当日中にくるので、連絡を取れる状態にしておくといいでしょう。
本審査の結果報告
仮審査を通過すると、本審査のステップに進みます。
ここでは書類が必要となるので準備してください。必要書類は、法人と個人事業主とで違います。
法人の場合
- 代表者本人を確認する書類
- 決算書
※その他必要に応じた書類
個人事業主の場合
- 本人を確認する書類
- 確定申告書
- 当社所定の事業内容確認書(事業計画書・資金繰り表)
※その他必要に応じた書類
上記の書類がなければ、本審査をできません。必ず準備してください。
必要書類の提出方法は、メール、FAXまたは郵送の3つです。
郵送はメールやFAXに比べて時間を要するので、急いでいる人はメールかFAXがいいでしょう。必要書類の送付が完了すると、アイフルビジネスファイナンスで本審査が行われます。
審査基準や審査内容は、公表されていません。
もしも必要書類内に年商や会社の情報など、申し込み内容に不備があると審査を通らないでしょう。そのため書類に不備がないことを確認してから送ってください。
審査が行われると、審査の結果が通知されます。
契約書の送付
本審査が通過すると、契約書類が郵送されます。書類に必要事項を記入し、提出で契約完了です。
これで銀行振り込みにて融資を受けられます。
アイフルビジネスファイナンスの審査は1日で終わる?
これからアイフルビジネスファイナンスの利用を検討するとき、審査時間を気にする人もいるでしょう。とくに融資をすぐに必要とする場合、審査時間が短ければ短いほど利用しやすいです。
アイフルビジネスファイナンスの審査は、最短即日で完了します。しかし、これはあくまでも最短であり、申し込みしたタイミングや混み具合によってもう少し時間を要すると考えましょう。
公式ホームページにも最短即日融資の文言はありますが、契約書郵送を待たなくてはならないため、2〜3日は見ておくといいです。
そのため、急いで借りたいという場合は、余裕を持って申し込むといいでしょう。
アイフルビジネスファイナンスの審査での必要書類
それでは、アイフルビジネスファイナンスの審査に必要な書類は、どのようなものがあるでしょうか。法人と個人事業主で違うので、注意しましょう。
それぞれに必要な書類を解説します。
法人
法人の場合、必要な書類は以下になります。
- 代表者本人確認書類
- 決算書
それぞれどのようなものか見てみましょう。
代表者本人確認書類
代表者本人確認書類は、本人を確認する書類です。
具体的には、以下になります。
- 健康保険証
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
とくによく利用されるのは、運転免許証です。顔写真のある表面だけでなく、裏面も提出してください。
また、有効期限が切れていないか、住所は現在住んでいるものかも確認しましょう。
健康保険証やパスポートを使う場合も、「氏名」「生年月日」「住所」を確認できるように、すべてをコピーしなくてはなりません。
せっかく準備しても内容が不備だと審査に通らないので、注意してください。
決算書
決算書は、正式には財務諸表のことです。貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書などが財務諸表であり、これらをまとめて「決算書」と呼びます。
株式会社は、会社法により、決算の際に決算書として、4種類の計算書類と、2種類の附属書類を作成しなければならないので、会社経営をしていれば用意されているはずです。
計算書類は、以下になります。
- 貸借対照表
- 損益計算書
- 株主資本等変動計算書
- 個別注記表
附属書類は、以下になります。
- 事業報告
- 附属明細書
これらの書類を準備してください。
個人事業主
個人事業主の場合、以下の書類が必要です。
- 本人を確認する書類
- 確定申告書
- 当社所定の事業内容確認書
それぞれ詳しく見てみましょう。
本人を確認する書類
本人を確認する書類は、法人の場合と同様です。免許証などを準備しましょう。
確定申告書
確定申告書は、所得税を納める手続きを行う際の書類です。
毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額と、それに対する所得税を計算し、申告期限までに提出しなければならないので、ビジネスローンを利用する可能性がある場合は、必ず確定申告の控えを持っておきましょう。
当社所定の事業内容確認書
個人事業主がアイフルビジネスファイナンスから融資を受ける場合、事業計画書と資金繰り表が必要です。
これらの書類は、アイフルビジネスファイナンスの公式ページからダウンロードできるので、必要事項を記入して提出してください。
アイフルビジネスファイナンスの審査に通過する人の特徴
必要な書類準備ができるとしても、アイフルビジネスファイナンスの審査に通らなかったら無駄になってしまいます。
そのため、審査に通過する人の特徴がわかっていれば安心でしょう。そこでこちらでは、アイフルビジネスファイナンスの審査に通過する人の特徴を6つ紹介します。
審査に通過しやすい人の特徴は、以下です。
- 信用ブラックでない
- 債務超過でない
- 業務が1年以上継続している
- 書類に偽りがない
- 不動産を所有している
- 他社の借り入れが少ない
アイフルビジネスファイナンスの審査基準は、一般に公開されていません。しかし、上記の特徴に自分自身が当てはまれば、審査が通る可能性が高いと考えてもいいでしょう。
それぞれ詳しく解説します。
信用ブラックでない
一定期間返済が滞る、あるいは破産した経験がある場合、信用情報機関に「事故情報」が登録されてしまいます。
これをブラック情報やブラックリストと呼んでいますが、この場合は、アイフルビジネスファイナンスに限らず、ビジネスローン全般の審査が通りづらくなるので、融資を受けられないと考えた方がいいでしょう。
もし自身が「ブラックリストに登録されているかもしれない」と不安になった場合は、信用情報機関に本人開示請求をしてください。
ここで信用ブラックとなっていなければ、アイフルビジネスファイナンスの審査基準を1つクリアしたと考えてください。
債務超過でない
債務超過とは、負債の総額が資産の総額を超えており、資産をすべて売却しても負債を返済しきれない状態をいいます。
この状態では、新たに融資をお願いすることは難しいと考えた方がいいでしょう。
当たり前ですが、融資先もそのような法人や個人事業主にお金を融資することは、危険と判断するからです。
債務超過は、実質的な経営破綻と考えられているので、審査はまず通らないと考えてください。
ただし、債務超過でなく単に赤字だけならば、とくに問題はありません。ビジネスローンに申し込みを考える会社や個人事業主は、資金繰りが悪く、赤字に陥っていると考えるのは普通だからです。
赤字という理由で、融資を検討しないのはもったいないので、安心して利用を検討しましょう。
業務が1年以上継続している
起業年数も審査通過に重要なポイントです。
多くのビジネスローンでは、個人事業主やフリーランス、法人経営者として1年以上のビジネス実績がないと、審査に通らないようになっています。
アイフルビジネスファイナンスでは、申し込み条件に「業歴1年」の文言はありません。
しかし、ビジネスを実践したことのない人だと、廃業する確率が高いと疑われ、業務経験1年未満だと審査に落ちる可能性が高いです。
業務1年以上ならば、アイフルビジネスファイナンスの利用を考えてもいいでしょう。
書類に偽りがない
書類に偽りがあると、信用性を疑われます。
とくに決算書や確定申告書の偽造は、犯罪行為にもなるので、偽造行為をした場合は、審査に落ちると考えていいでしょう。
また、意図的に偽造をしていなくても書類に偽りがあった場合も同様です。
それがケアレスミスだったとしても、偽造と見られてしまうので、書類は正直に嘘偽りないものを準備してください。
不動産を所有している
不動産を所有していれば、担保として差し出すことも可能なので、審査が通りやすくなります。
融資を行う場合、返済能力があるかが重要ですが、もし返済できなかったとしても、担保として不動産があればいいと考えるローン提供会社は多いからです。
不動産を持っている場合は、その旨を伝えるといいでしょう。
ただし、不動産にも評価額があるので、たとえば過疎地域などの不動産は、買い手が付きにくいので、評価額が低くなります。
自身の持っている不動産がどんなものかを知っておくといいでしょう。
他社の借り入れが少ない
他社からの借り入れが少ない方が、審査も通りやすいです。
借り入れが多いと、倒産や返済が滞るリスクがつきまといます。これではかんたんに融資をしてくれないことは理解できるのではないでしょうか。
そのため、もしも既に他社で借り入れがある場合は、注意が必要です。また借り入れ金額も事前に確認しておくといいでしょう。
アイフルビジネスファイナンスでお金を借りよう
アイフルビジネスファイナンスの審査について解説しました。
審査は即日完了を謳っているので、すぐに融資が必要な人も安心です。しかし、混み具合などによってはその日のうちに終わらないことも考えられるため、余裕を持って申し込んでください。
そして、必要書類は不備なく、少しでも審査に通りたいからと偽造してはなりません。嘘はすぐにバレるので、やっても意味がないと考えましょう。
また、過去に返済を滞らせてしまったり、債務超過だったりする場合は、審査に通りづらくなります。
過去の融資実績を確認しておくといいでしょう。
そして、業務歴1年未満の場合も審査に通りづらいので、1年以上の実績を持ってからアイフルビジネスファイナンスに申し込んでください。
ローンと聞くとあまりいい印象を持たない人もいるかもしれません。しかし、上手に使えばビジネスを発展させられるものです。
アイフルビジネスファイナンスは、知名度も高く、安心感もあります。そして、インターネットから申し込めるので、場所や時間を考えずに気軽に利用可能です。
そして、最大1,000万円まで融資を受けられるので、まとまった資金を必要とする人も利用できます。
アイフルビジネスファイナンスを使って、ぜひ自身の事業発展に役立ててみてはいかがでしょうか。